山田哲人は前人未到のトリプルスリー
３回目の偉業を成し遂げそうだ。
過去２回成し遂げた選手すらも
一人しかいない。
そう、山田哲人が既に２回達成した
唯一の男なのである。
しかしその裏側には地獄の特訓がありました。
⇒【大谷翔平の目標達成思考】
トリプルスリー
まず、トリプルスリーについて
簡単に説明したいと思います。
トリプルスリーとは
打者の３つの指標で３に関する基準を
満たすことを言います。
３つの指標は
ホームラン数、打率、盗塁です。
パワーや、安定感ある打撃、走力
この３点を指標としています。
それでは３に関わる基準。
ここがよくわからない人も
多いかと思います。
ホームラン・・・３０本
打率・・・.３００
盗塁・・・３０個
これを上回ることでトリプルスリー
と言われる。
歴代達成者は以下の通りだ。
【歴代達成者】
１９９５年 野村謙二郎
１９８９年 秋山幸二
１９８３年 蓑田浩二
１９５３年 中西太
１９５０年 別当薫
１９５０年 岩本義行
２０００年 金本知憲
２００２年 松井稼頭央
２０１５年 柳田悠岐
山田哲人
２０１６年 山田哲人
さらに今回山田哲人は史上初の
「４０－４０」も射程圏内である。
⇒【連続フルイニング出場ストップ】
⇒【ホームラン歴代記録】
２０１７年？
２０１５年と２０１６年に活躍を果たし
史上初のトリプルスリー２度の成功。
２０１７年は「惜しくも」達成できなかった
という結果だったのか？
残念ながらこの年自己ワースト記録で
失敗に終わっています。
打率.２４７、ホームラン２４本
７８打点、１４盗塁。
所属するヤクルトもチームとして
９６敗という大敗を喫し
悔しい１年となった。
決してルーキーイヤーから
華々しい活躍をしていたわけでは
ありません。
最初の２年は、正二塁手として定着
することも難しく、３年目途中に
ようやく定着を果たしました。
そして４年目に日本人右打者
歴代最多のシーズン１９３安打を放ち
山田伝説が幕開けたのですが
昨シーズンの最終戦
山田哲人の顔に笑顔はなく
涙を浮かべながらグラウンドを去った。
秋季キャンプ
山田哲人復活の裏側には秋季キャンプ参加
が眠っていました。
なんと３年ぶりの参加だといいます。
秋季キャンプって自由参加なの？
と思って方もいるかもしれません。
春季キャンプと比べて秋季キャンプは
主に若手選手を中心として来シーズンへ
向けた基礎トレーニングをするそうだ。
そのため、シーズンで活躍してベテラン
選手は休養に充てることも多い。
比較的「活躍していれば」自由に参加できる
キャンプだと考えられる。
しかし昨年の山田哲人に休養という言葉は
なかった。
基礎に立ち返り、努力を積み重ねた。
今の野球少年、野球部の人たちで
素振りが嫌いな人はいませんか。
やりたくない人も多いでしょう。
しかし、山田哲人は死に物狂いだった。
ティーバッティングを含めると
１０００スイングくらいは毎日振っていた。
微妙な力加減、体の動きを徹底的に見直した。
⇒【体を思たように動かす必要性】
⇒【速いストレートを投げる方法】
まとめ
どれだけの活躍している選手でも
こうした裏の努力が必ず存在します。
恐らく２０１７年のシーズン前
彼なりの努力はしていたはず。
それでも報われなかった時
さらにどう動くかで
２０１８年の山田哲人の様な
成功を呼び覚ますのだ。
まだ終わったわけではないので
今年のトリプルスリー３回目の達成と
史上初「４０－４０」達成を
見届けられることが楽しみで仕方ない。
⇒【三冠王という偉大な記録】
⇒【糸井の４番打者固定に否定的！？】
