岡林勇希投手は2019年のドラフト会議で指名が注目されている投手だ。
三重県出身で、久保中学時代は松阪梅村シニアに所属。
速球派で名を馳せ、強豪校からも注目されたが2個上の兄がいる菰野高校に進学した。
まだ、全国区の投手ではないが速球、変化球共に注目できる選手。
既に、甲子園で実績を残している星稜高校の奥川選手や創志学園の西選手へのライバル意識も強い。
今夏の活躍が注目される選手だ。
選手のプロフィール
名前:岡林勇希
読み方:おかばやしゆうき
ポジション:投手
投打:右投左打
経歴:徳和小(松阪リトル)⇒久保中(松阪梅村シニア)⇒菰野高
出身:三重県
生年月日:2002年2月22日
身長:175cm
体重:70kg
最速:150km/時
変化球:カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォーク
選手の略歴
徳和小2年時から松阪シニアで野球を始める。
久保中では松阪梅村シニアに所属し3年時に全国大会16強入りを果たす。
菰野高校へは、2歳上で現在広島の育成選手である飛翔(かける)兄さんに影響で進学を決めた。
1年時から控え投手としてベンチ入りを果たし、背番号16を背負った。
2年時は外野手でレギュラーの座を掴み2番手投手として活躍をした。
夏の大会では三重県大会優勝を果たし見事甲子園出場を果たした白山高校に3回戦で敗れ、甲子園出場ならず。
連投できる体力も身に着け、今夏甲子園出場を目指す。
選手の特徴
速球が注目されており、150km/時のストレートを投げる。
目標は153km/時。
変化球も多彩で、4種類を投げ分けその精度にも自信があるようだ。
試合を作る能力の秀でており、マウンドでの立ち姿はドジャースの前田健太を彷彿とさせる。
かなり、負けず嫌いで星稜高校の奥川選手や創志学園の西選手へのライバル意識も強い。
また、菰野高校の歴代最速投手は1学年上で広島に5位指名された田中法彦選手で最速152km/時投げており
目標153km/時と語るのは田中選手に勝つためである。
さらには、変化球の精度なら負けていないと言い張るほど。
甲子園での活躍を見てみたい。
選手の交友関係
菰野高校のOBに現阪神タイガースの西選手がいる。
また、菰野高校は投手育成に定評があり、戸田監督が有名である。
また、戸田監督は岡林について、「馬力型の兄に対して、弟は投手術、センスを備えている」と絶賛する。
1学年上に、2018年広島5位指名の田中選手、2学年上に兄で広島の育成投手である飛翔選手がいる。
選手のスカウト評価
【腕の振りの良さ】
広島の松本有史スカウトの言葉
「肩やヒジが柔らかく、腕をしっかり振れる。運動神経もよい」
巨人の青木スカウトの言葉
「あれだけ腕を振れるのは素晴らしい。打撃も、走る姿もいい」
【野球センスの塊】
ヤクルトの橿渕聡スカウトグループデスクの言葉
「全身を使った投げ方で、ストレートの速さ、リリースの強さが感じられる。打力もあり足が速く、野球センスがある」