今年に入って覚醒していました岡本選手が、6/2(土)の試合で巨人の第89代4番に座りました。
読売巨人軍84年の歴史の中、89代って多くないかという声もあるかもしれませんが
松井以来、阿部以来の快挙もありますので、細かく見ていきましょう!!
巨人の4番の第〇代って変わりすぎじゃない??
岡本選手について話をする前に、第〇代問題について取り上げます。
言わずもがな、4番バッターはチーム内でも随一の打力を持った選手が座る打順ですよね。
3番最強説などもあったりしますが、そこは今回深堀しません。
そして伝統ある巨人軍は、チームの特色としてスター集団であれという理念が強いです。
そのため、賛否両論ありますが、各球団から4番やエースを寄せ集めます。
もちろん生え抜きスターもたくさんいます。
そうすると、他球団で4番を張れる選手でも3番や5番を打つ選手もたくさん出てきます。
史上最強打線と呼ばれた2004年はかつて他球団で4番打者だった選手がチーム内に5人集まっていました。
⇒【巨人!!スタメンこのままでいいのか!? 2018年優勝へ向けて】
こうしたことから、巨人軍の4番は簡単にたどり着けるポジションではありません。
そんな中でも4番に座った選手に対して敬意の念も込めて
第〇代と呼んでいます。
ただチーム状況により、短命の4番もいるのも致し方ないですよね。
勝つことが目的ですから、重みがあるとはいえ采配は重要になります。
これらが第〇代と名付け、数字が大きい理由です。
巨人の歴代4番打者の選別には一定の基準あり。
岡本選手が4番ってそんなにすごいの?
それでは、ようやくですが岡本選手にクローズアップしたいと思います。
4番に就任したこと自体、賞賛に値しますが
それ以外にも、岡本選手には注目したい点があります。
①松井さん以来の21歳での4番
まず1つめ、4番就任の速さです。
岡本選手は高卒で2014年にドラフト1位で入団しました。
ここまで泣かず飛ばずでしたが、在チームトップのホームラン数で、オールスターファン投票でも一塁手部門で現在第一位。
⇒【オールスター!!ファン投票速報【2018】松坂!上原!青木!球宴再来!?】
今年完全に覚醒しました。
高卒4年目、あの松井秀喜さん以来の21歳にして4番に立ちました。
②阿部選手以来の4番初打席でホームラン
重責のある巨人軍の4番に、21歳という若さで起用され、プレッシャーなどにも押しつぶされず
ホームランを放ったのです。
阿部はプロ7年目の28歳での起用なので、ある程度経験や重要な役割を任されていますが
阿部選手よりも7歳も若く結果を残し素晴らしいですね。
岡本選手に対する周りの評価
それでは、実際の所岡本選手の周りからの評価はいかがなものでしょうか。
まず今回の覚醒前1番初めに期待の声を上げていたのは高橋監督ですね。
開幕前から太鼓判を押していました。
6月3日のサンスポでは、真中さんと江本さんの対談内にて
江本さんはいま最も長打力を発揮している打者。
真中さんも岡本で4番固定なら打線が落ち着くと言い切っていた。
チーム状況的に、岡本の4番起用はマギー選手やゲレーロ選手が今一つなことに起因しているかもしれません。
しかし、周りからの評価は後ろ向きなものではなく、前向きな評価ばかりです。
期待していますと太鼓判をおしていた高橋監督が、どこまで岡本選手に4番を任せ続けられるかもキーになってきますね。
もちろん岡本選手の実力があてこそですが、若いからこそ育てる意味も必要になるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
若い岡本選手の奮闘が、他の選手を刺激してチームを盛り上げてくれると嬉しですね。
1年後や2年後、さらなる成長を遂げ
球界を代表するようなスラッガーへ辿り着いていることに期待したいですね。
3年間の下積みがあるからこそ、乗り得られる挫折、壁があるはず。
これからの岡本選手のさらなる活躍が楽しみです。
新しいスター誕生に向けて、皆さん一緒に応援しましょう。