野球のルール

【野球ルール】クライマックスシリーズはいらないのか!?アドバンテージなどのルールや下克上について

9月に入るとペナントレースも大詰め。

マジックが消滅し、優勝が決まり
試合を消化しきれば
残すところはクライマックスシリーズ
そして日本シリーズと続きます。

すっかり日本でも到着した
日本シリーズ前の
クライマックスシリーズについて
紹介していきます。




クライマックスシリーズとは

クライマックスシリーズが
開始される以前は
セリーグの優勝チームと
パリーグの優勝チームが
日本シリーズを戦い日本一を
決めていました。

クライマックスシリーズは
シーズンの全日程を消化した後に
始まり、日本シリーズに進出する
チームを決める試合です。

圧倒的な力でシーズン優勝を果たし
日本シリーズでの戦いを楽しみに
していると、短期決戦で負け越し
日本シリーズに進めないことも。

こうしたことが不満となり
わざわざやる必要があるのか
と批判の声があがっています。

しかし、圧倒的な力の差で優勝チームが
決まるようなシーズンだと他球団の
ファンは球場に足を運ばなくなり
観客動員数は減ります。

しかし、クライマックスシリーズを
設けることで、最後まで盛り上がりに
欠けることなくシーズンを
終わらせることができます。

最後の最後まで好きな球団を
応援できるようにしたシリーズです。

ルール

クライマックスシリーズには
アドバンテージが存在します。

やはり、1位から3位を
同じ土俵に立たせることは
ありません。

上位優位で試合は開催されます。

ファーストステージとファイナルステージの
2つのステージで構成。

ファーストステージは
2位と3位が2位のホーム球場で
対戦します。

2018年現在、先に2勝したチームが
勝ちになります。

その後勝ち抜いたチームがリーグ優勝
チームと対戦します。

ファーストステージと異なり
1勝のアドバンテージが1位球団に
与えられています。

そして先に4勝したチームが
日本シリーズ進出となります。

因みに、2つのステージとも
最大試合数は決まっており
延長は12回までで引き分けても
再試合はありません。



下克上

クライマックスシリーズは
シーズン3位まで出場権があります。

ゆえに、下位のチームが結果的に
日本シリーズ進出もありえます。

これがクライマックスシリーズの
醍醐味で、何があるかわからない、
それが楽しいのです。

実際、クライマックスシリーズ導入前
パリーグのみで行われていた
プレーオフ制度で2004年2005年と
シーズン1位通過以外の球団が
日本シリーズを制覇したことが話題になり
クライマックスシリーズ導入へと
繋がっている。

下位チームの日本シリーズ進出は以下。

【セリーグ】
・2007年 中日(2位)
・2014年 阪神(2位)
・2017年 DeNA(3位)

【パリーグ】
・2010年 ロッテ(3位)

さらに2007年の中日
2010年のロッテは
日本シリーズ制覇を果たしている。

まとめ

賛否両論はありますが
最後の最後まで結果が分からない
という意味で名前の通り
クライマックスに相応しい
シリーズだと思います。

下克上もありつつ
シーズン1位通過を称えた
アドバンテージ制度もあり
よくできたシリーズだと思います。

大好きな球団を最後まで
応援しつくしちゃいましょう!!

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