(確定情報)
吉田輝星
北海道日本ハムファイターズ 1位指名
プロ入りおめでとうございます!!
吉田輝星選手の今回の活躍は
想像を超えるドラマを生みました。
未経験者もいる金足農業高校で甲子園
決勝の舞台まで勝ち上がった。
大阪桐蔭に敗北した後涙を流す吉田の
姿がテレビに映し出されていた。
労いと今後の活躍に期待した記事です。
⇒【金足吉田の唸るストレート】
投球回
ネット上では吉田選手の投球回が
物議を醸している。
因果関係は定かではないが
甲子園で投げ続けてプロ入り後
苦しんでいる選手は何人かいる。
松坂大輔選手や斎藤佑樹選手だ。
彼らは甲子園でひたすらマウンドに
経ち続けた。
悪いことではないが、成長段階の高校生
にとって、あまりに負担が大きいのでは
ないかという声があがっている。
しかし本人曰く、疲労もピークであった
日大三との試合が自己評価が一番良い。
全力投球をしなくても
少し間を取りながら投球を組み立てて
変化球を多投しストレートでねじ伏せ
アウトの山を築いた。
秋田大会から甲子園までずっと一人で
投げ続けた大エースは本当に逞しい。
投げなかったことにはできない今。
ケガをしないよう、ケアをして
ゆっくりプロ入りに備えてほしい。
⇒【ストレートの投げ方】
⇒【室内でできる基礎練習】
挫折
テレビやニュースサイトで涙を流す
吉田選手を見てもらい泣きした人も
多いのではないでしょうか。
大阪桐蔭は最強だと謳われていた
今大会ですが吉田選手の涙を流す姿から
負けたくなかった、悔しさが
強く感じられました。
強い人間であればそれでも平然として
いられるかもしれません。
一般的なメンタルで平然を保てるのは
心のどこかで負けると分かっていて
強いチームと対戦したことだけに
満足してる場合ではないでしょうか。
吉田選手の気持ちが例え強い相手と
戦おうとも、『勝ちたい』とより
高いレベルに設定されているため
溢れ出た涙ではないだろうか。
しかし、挫折は諦めない限り
失敗ではない、同じ『敗け』でも
ただ敗北しただけだ。
実際に今メジャーで活躍する大投手は
挫折を味わっている。
偉大な敗北者
実際に挫折を味わった選手は
既に海を渡っている選手の中にも
たくさんいる。
まずダルビッシュ有選手。
高校時からスター的存在で
東北の地に初優勝を齎すと期待された。
2年春から4季連続で甲子園出場を
果たしているが、優勝はできなかった。
2年夏は決勝で常総学院に敗れ準優勝、
3年夏は千葉経大は延長の末敗れ
ダルビッシュ自身が最後の打者となった。
そして同じ境遇を思い出される
駒大苫小牧田中将大選手。
ハンカチ王子と呼ばれた
斎藤佑樹率いる早稲田実業と対戦。
延長の末決着が着かず再試合となり
最終的に3-4の激闘の末敗北。
この時も田中将大が最後の打者であった。
彼はメンタルが尋常になく強いので
敗けあとも清々しい顔だったのは
記憶に残る。
大谷選手に至っては、先発投手として
登板した3年春の甲子園では初戦で
大阪桐蔭に大敗を喫している。
3年夏に甲子園に出場することはなかった。
⇒【ダルビッシュ選手活躍の裏側】
⇒【甲子園の応援曲の変化】
まとめ
偉大な選手達も華々しい高校時代を
歩んできたわけではない。
健闘し、敗北しそして強くなり
ここまで這い上がってきた。
田中将大は甲子園の後の国体で
再度決勝で早稲田実業と対戦し
敗北を喫し、2度挫折を味わっている。
吉田選手は今回の壮大な壁に
ぶちあたって経験を武器に
プロの道に進むことはもちろん
その後、球界を代表する投手に
なることを期待している。
⇒【全国有望選手プロフィール:野手】
⇒【全国有望選手プロフィール:投手】