阪神は抽選に2度敗れて
外れ外れ1で清水の交渉権を獲得した。
阪神の指名状況は
ご覧のようになっております。
【阪神】
× 藤原恭大 外野手 大阪桐蔭
× 辰巳涼介 外野手 立命館大
1位 近本公司 外野手 大阪ガス
2位 小幡竜平 内野手 延岡学園
3位 木浪聖也 内野手 Honda
4位 斎藤友貴哉 投手 Honda
5位 川原陸 投手 創成館
6位 湯浅京己 投手
育成1 片山雄哉 捕手 福井
外れ外れでも1位は1位。
さて、その実力はいかに。
経歴
【近本光司選手のプロフィール】
名前:近本 光司
読み方:ちかもと こうじ
生年月日:1994年11月9日(23歳)
身長:170cm
体重:72kg
出身:兵庫県
経歴:不明⇒東浦中学校⇒社高校
⇒関西学院大⇒大阪ガス
ポジション:外野手
投打:左投左打
野球自体は小学2年生から始めていますが
学内の野球部か少年野球チームかは
不明でした。
その後中学では、学内の軟式野球部に
所属しておりました。
社高校に進学し、同じく阪神が外れ1位で
指名していた辰巳涼介選手は
高校時代の2学年下の後輩である。
1年秋からベンチ入りは果たしていたが
甲子園出場の経験はなし。
2年春の県大会準優勝が最高順位である。
関学では、2年秋から公式選に出場を
果たしていた。
社高校時代から関学の2年まで投手兼
外野手をこなしていたが
3年から外野手専任となった。
プロから注目はさらず、社会人へと進み
2年目の今年の活躍ぶりは素晴らしかった。
シンデレラボーイの全貌が明らかに。
⇒【ヤクルトドラフト1位清水昇選手】
⇒【巨人ドラフト1位高橋優貴選手】
シンデレラボーイ
シンデレラボーイと言えば
阪神タイガースの原口が有名ですね。
そんな原口選手に負けず劣らず
社会人でシンデレラボーイと呼ばれたのが
この男「近本光司」である。
社高校や関西学院大と進学先は
申し分なかったが、プロに注目される
選手にはならなかった。
不運に見舞われたのは特に大学時代。
当時、投手として関学に入学するが
肩や肘のケガで2年間を棒に振ってしまう。
そしてようやく復帰できた3年春
彼は外野手として、戻ってきた。
すると、瞬く間に結果を残し
ここからと思いきや
まさかの秋に足を痛めてしまう。
しかし、その後4年になり
右腕を2度も骨折。
プロから注目をされることなく
大阪ガスに入社するに至った。
大阪ガスでは1年目からレギュラーに定着。
そして今年の都市対抗野球大会では
投高打低と言われる中
打率.524を残し優勝に貢献。
首位打者とMVPに当たる橋戸賞を受賞した。
評価
スカウトの評価を紹介する前に
大阪ガス竹村誠副部長の声を紹介したい。
野球の実力ではなく、野球に対する
姿勢や根気の部分である。
これを知れば、近本のファンになること
間違いなしである。
竹村氏は関学時代の近本について語った。
「近本は淡路島出身なのですが、
寮のない関西学院大まで自宅から
通っていたんです。
毎日、船と電車を乗り継いで、
しかも道中でジムに通って
トレーニングしていた。
継続して努力のできる子です」
これを約4年間続けたようです。
いかに野球が好きか、そして
うまくなりたい気持ちが強いか
伺うことができます。
あまりスカウトからの声は明らかに
なっていはいませんが
都市対抗中の近本を見た
巨人の岡崎スカウト部長の言葉
「近本なんかはいい活躍をしたけどね。
彼ももともといい選手。
足も速くてバッティングも良くて」
力強くスイングと足の評価が異常に高い。
プロで4秒を切れば早いとされる
1塁到達までのタイムだが
彼は「3・75秒」を記録した。
機動力を失っている阪神に
新し風を吹き込んでくれることを
期待したくなる選手だ。
まとめ
阪神タイガース
ドラフト1位指名、おめでとうございます。
これからのプロ野球生活
かなり、厳しい道のりになるかと
思いますが、活躍を楽しみにしています。
⇒【初心者必見の野球の見方攻撃編】
⇒【初心者必見の野球の見方守備編】